株初心者が絶対に知るべき損切りの重要性、3年間で得られる複利でのさまざまな損益について
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3年間で得られる複利でのさまざまな損益
1年目損益 | 2年目損益 | 3年目損益 | 3年間の総損益 | 年平均利回り |
10% | 10% | -10% | 8.90% | 2.90% |
20% | 20% | -20% | 15.20% | 4.90% |
30% | 30% | -30% | 18.30% | 5.80% |
40% | 40% | -40% | 17.60% | 5.60% |
50% | 50% | -50% | 12.50% | 4.00% |
60% | 60% | -60% | 2.40% | 0.80% |
70% | 70% | -70% | -13.30% | -4.70% |
80% | 80% | -80% | -35.20% | -13.50% |
90% | 90% | -90% | -63.90% | -28.80% |
この一覧表も伝説的トレーダー、マーク・ミネルヴィニが「ミネルヴィニの成長株投資法」で紹介している。以下、ミネルヴィニの言葉を引用する。
2年は50%の利益が出て、1年は50%の損失が出るという条件で、私があなたに複利で3年のリターンを保証すれば、かなり良い取引だと思うかもしれない。だが、もう一度、考えてみよう。実は、どういう順序かは関係なく、この場合のあなたのリターンは3年で12.5%、年平均で約4%になる。これはとるべきリスクの大きさを考慮すると、株投資であなたが望むリターンではないだろう。実は、「2年の利益と1年の損失」で、うまみのある取引はない。良くても、せいぜい30%の利益が2年と30%の損失が1年の場合だ。このときの年平均リターンは約5.75%だ。それほど素晴らしい数字ではないだろう。これは損失がいかに幾何級数的にマイナスに働くかを示している。大きな結果を残すためには、リスク・リワード・レイオ(リスクと利益の比)という点で、利益が損失を上回っていなければならない。これに議論の余地はない!
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